a.マーキング登録担当者(更新日)
福田道雄(カワウ標識調査グループ) mogufuku(add)beige.ocn.ne.jp
(2016年8月1日更新)
* E-mailアドレスはスパムメール対策のため @ を(add) に変更しています。
b.マーキング発見時の連絡先と、特に必要な連絡内容
〈連絡先〉
カラーリングの色(詳細はc、d、e)によって連絡先が異なる
カラーリングの色 | 文字の色 | 連絡先 |
黄 | 黒 | 福田道雄 (上記参照) |
橙 | 白または黒 | 北川捷康 koaji(add)maail.wbs.ne.jp |
緑 | 白 | 愛知県カワウ標識調査グループ aickwu(add)yahoo.co.jp |
白 | 黒 | 同上 |
青 | 白 | 和田岳 wadat(add)mus-nh.city.osaka.jp |
薄茶 | 白 | 神谷要 info(add)yonago-mizutori.com |
青緑 | 白 | 本多里奈 aomkawau(add)gmail.com |
赤 | 白 | 北海道カワウ研究会 kitakawauken(add)gmail.com |
その他不明 | その他 | 福田道雄 (上記参照) |
〈連絡内容〉
1. 足環の番号
2. 観察日
3. 観察場所(住所など、できるだけ詳しく)
4. 観察者名・連絡先(メールアドレス、電話番号、FAXなど)
5. とりまとめの際に名前を公表していいかどうか
c.マーキング方法の概要
マーキングを実施した地域やコロニーによって、カラーリング類の色が異なる。カラーリングは、大きさが縦幅25~28mmで、プラスティック板を曲げたもの(単にリングと呼ぶ)と、縦幅約
2mmのビニール管をまわしたもの(コイルリングと略す)が使われている。リングには数字と英字が組み合わされた2字または3字の記号が彫りこまれている。さらに、リングの上側、下側、文字の間などに横線が引かれていて、リング装着の年度や場所の違いを表わしている。また、リングが付いているのが左右の脚のどちら側かの違いでも、装着したコロニーの違いを示す。
カワウには左右の脚それぞれに数種のリングが装着されていて、上記のリングが付いた反対側の脚には、縦幅が約
1/3の銀色に見える金属製のリング(環境省のリング)があり、その上に細いコイルリングが
1本または数本付いた個体もいる。このコイルリングの色はおもに同一地域内の出生コロニーの違いを示す。少数の個体には、この色の異なるコイルリングと金属リングだけが左右の脚に付いている。
d.マーキング内容(地域・規模)
プラスティックリングの色と装着場所
カラーリングの色 | 文字の色 | 装着場所 |
黄 | 黒 | 関東(東京・第六台場、新木場、千葉・行徳鳥獣保護区、千葉・小櫃川河口、山梨・下曽根) |
橙 | 白または黒 | 静岡(浜名湖) |
緑 | 白 | 中部(愛知・鵜の山、愛知・弥富野鳥園、三重・石垣池など) |
白 | 黒 | 同中部(愛知・田原) |
青 | 白 | 近畿(滋賀・竹生島、伊崎(琵琶湖)・兵庫・伊丹) |
薄茶 | 白 | 山陰(島根・中海) |
青緑 | 白 | 東北(青森・津軽) |
赤 | 白 | 北海道(湧別) |
コイルリングのみ | - | 東京(不忍池) |
e.詳細についてのホームページアドレス、参考文献名
<参考文献>
▶
福田道雄,1993. カワウのカラーリングの登録 第1報(1992年 8月末現在). 日本鳥類標識協会誌 8:1-14.
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福田道雄,2000.カワウのカラーリングの登録.第2報(2000年 8月末現在).日本鳥類標識協会誌 15:33-42.
▶
「かわう」1~14号,カワウ標識グループ編(1987~1999).
<関連ページ>
▶ カワウ標識調査グループ
http://kawaucolorring.sakura.ne.jp/
▶ あいちのカワウ
http://aichikawau.sakura.ne.jp/
▶ カラーリングをつけたカワウさがし
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/OBSG/Pc-rings.html
▶ 淡海こだわりフィールドノート
http://homepage2.nifty.com/uejun/index.htm
▶ 米子水鳥公園(→カワウ標識のお知らせ)
http://www.yonago-mizutori.com/kawau/
▶ 日本野鳥の会のカワウについての取り組み
http://www.wbsj.org/nature/kyozon/kawau/index.html
▶ 北海道カワウ研究会
http://kitakawauken.jugem.jp/
▶ 日本鳥学会大会における集会『カラーリングによる標識と参加型調査について考える』
(バードリサーチのホームページより)