本会会員には標識調査中や調査地への往復時に負ったケガや、法的に賠償責任を問われるような事故による損害をカバーする保険を紹介しています。この保険は、本会会員であればバンダーはもとより、標識調査を手伝ってくださる方にも1年間有効です。通常の傷害保険よりも割安ですので、加入をお勧めします。
なお、加入は本会会員に限定されています。案内と申し込みについては日本鳥類標識協会からのバンダーニュースに掲載されます。保険の概要は以下です。詳細はバンダーニュースとスポーツ安全保険のウェブサイトをご覧ください。
1. 保険の種類
傷害保険、賠償責任保険、突然死葬祭費用保険のセット
2. 保険の対象
傷害保険:
標識調査中及び現場への往復途上での急激で偶然な外来の事故で被った傷害による死亡、後遺障害、入院、手術、通院(熱中症・細菌性食中毒や自動車事故で自分がケガを負った場合を含む)の補償。(日本国内に限定、以下同じ。)
賠償責任保険:
標識調査中に法律上の対人、対物賠償責任が発生した損害の補償。金額については、保険会社の書面による承認が必要(訴訟費用を含む)。自動車事故での賠償責任は適用外(各自の自動車保険を適用)。
突然死葬祭費用保険:
標識調査中及び往復途上で突然死(急性心不全、呼吸器疾患、脳血管疾患を死因とし、原則、発病から24時間以内で死亡)した場合で、被保険者の親族が葬祭費用を負担したとき。
3. 加入の資格
本会会員であること。
本会会員の非バンダーは、バンダーと共に調査をしている事が条件(調査地への往復時は1人でも可)。
4. 保険期間
4月1日から翌年の3月31日までの期間。
5. 補償額
2017年度事例:「スポーツ活動の指導・審判の団体(C区分)」として加入。
<傷害保険> 事故の日から180日以内の以下の被害 死亡 :64歳以下2,000万円 65歳以上600万円 後遺傷害 :64歳以下最高3,000万円 65歳以上900万円 入院(日額):64歳以下4,000円 65歳以上1,800円 (治療1日目から180日まで) 手術 :手術の種類に応じ、入院しなくても入院保険金日額の5倍、 入院の場 合は10倍を支給 通院(日額):64歳以下 1,500円 65歳以上1,000円 (治療1日目から30日まで補償) <賠償責任保険> 対人・対物合算:1事故5億円。 但し、身体賠償は1人1億円まで。 突然死葬祭費用保険上限 180万円。 (事故ではないので傷害保険の死亡保険金は 出ない) |
6. 掛金(一人年額)
2017年度事例 64歳以下:1,850円 65歳以上:1,200円 |
7. 保険取扱い
公益財団法人スポーツ安全協会 (保険幹事会社は、東京海上日動火災保険株式会社)